ローン減税に期待するなほとんどの人が家を建てるときにローンを組む。国は住宅の取得を推進し、内需拡大を高めるために、住宅ローンの減税を行っている。 その内容は下の表とおりなのでよくごらんいただきたい。制度としては縮小に向かっている。 確かに住宅ローン減税は実額控除なのでかなり大きい。 しかし、まず第1に所得税の還付であるから、所得税を払っていない人はいくら条件に合致しても還付されるわけがない。当たり前である。 それから、わたしが家を新築していた時期はちょうど平成16年の中ごろだった。したがって「今年中に入居すれば控除額が多いですよ」という説明を受けた。 でも、ちょっと待てよ・・・ 控除されるのは年度末の借入残高の1%である。年度末に5千万円の借金残があって、はじめて50万円控除される。 それが10年で500万円ということである。こんなにお金借りられるサラリーマンがいるのか、もちろん家を建てる人はサラリーマンだけではない。しかし、少なくとも16年度の例をとれば、 10年後に5千万円まだローン残があって、50万円控除してもらってよかった。というわけである。なんか変じゃない? わたしは、この制度の全額を控除受ける人はほとんどいないんじゃないかと思っている。控除を受けることを考えるより、少なく借りて早く返すことをお勧めする。 ぜひ自分がどの程度控除を受けられるかシュミレーションしていただきたい。
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